旭テクノプラント株式会社では、2019年1月より、ヘイケボタルの養殖を行なっています。
約3,000匹の幼虫を飼育しており、4月に養殖設備の一部自動化を行い、新たに3,000匹の幼虫を追加しました。
そして、幼虫からさなぎになり、羽化して5月には無事に成虫になりました!
今年の気温が暖かかった為か、予定よりも早く成長し、夜には元気に光って飛んでいます。
※2019年6月初旬時点で約1cmほどに成長しています。
当社で育てているのは、一般的に皆さんがイメージする、大きめで長細い「源氏蛍」ではなく、
「平家蛍」です。平家蛍は源氏蛍に比べて小さく、1分間あたりの点滅回数も多いです。
(点滅回数…源氏蛍20~30回/分、平家蛍30~40回/分)
旭テクノプラントで育ったホタルは、倉敷の街で飛ぶ予定になっています。
この蛍の養殖プロジェクトでは、UFB、セラミック濾過、冷水器等を経由し、溶存酸素量を極限まで高めた水を、常に清潔に、常に冷たく供給することによって、マイナスイオンの飛び交う自然界と同等以上の環境を再現し、効率の良い蛍の養殖を実現しました。
あとは各種計測器を設置し、自動化を進めることによって更なる生産性の向上を図るのみとなりました!
年内には、センサーなどを駆使して水のエアレーションや水温調整まで全て自動で行える、ホタル養殖設備が完成する予定です。
ホタル養殖の現場