電力の安定供給に欠かせない設備の保守・点検を行い、事故を未然に防ぐ。
制御技術課 制御技術課 2010年4月入社(出身校:摂南大学)

私の仕事について

 制御技術課は、公共施設や病院、工場などへの「電力の安定供給」に欠かせない設備の保守・点検を行っています。具体的には、高圧盤や太陽光発電設備、計装設備など、弱電から高圧まで、幅広い電気設備の安全や運用を支える仕事です。その中で私は、おもに高圧盤や太陽光発電設備のメンテナンス業務を担当しています。

 工場・病院・公共施設や、太陽光発電設備などに設置されている高圧盤が正常に運転しているか、また、停電をさせて異常がないかどうかを調べ、トラブルが起きた時に動作するはずの「保護継電器」が正常に動作するかどうかも点検時に確認します。

 一方、太陽光発電設備については、定期的に巡回してパネルの状態や経年劣化・損傷を見るほか、発電状況や売電できているかどうか、発電効率が悪くなっていないかなどを、専用の監視システムで遠隔チェックしています。大雨や台風などの後には、敷地内の点検・清掃も行います。

この仕事のやりがい・こだわり

 私は高圧盤の点検をメインに担当しています。点検の際、工場の設備をすべて停電させるため、ほとんどの場合、1工場の点検を1日の就業時間内に終わらせる必要があります。24時間稼働の大工場などでは、停電時間がより短い方が喜ばれます。決められた時間内で、正しく的確に点検を終わらせ、お客様に引き渡すことができると「ありがとう」と感謝される、やりがいのある仕事です。

 

 作業時間が限られているので、事前の段取り・準備を大切にしています。また、スタッフ一人一人の力量や作業スピードも異なるため、個人の作業レベルを把握し、助け合える人間関係を構築するためにコミュニケーションを大切にし、チームとして成長しています。

 

 作業の内容は、まず社内研修で中堅社員から基本を教わりました。その後、とあるメーカーで3年間の出向を経験し、一流と呼ばれるプロの仕事のやり方を学ばせてもらいました。発電所に設置される製品の検査業務などを通して特別高圧受変電設備の扱いについて習得すると共に、メーカーという責任ある立場での厳密な点検作業を身につけました。1番大事なのは正確性。「ダメなものはダメ」と基準を明確にし、正しく的確に点検を行うことで、ミスや事故を防いでいます。

会社を選んだ理由

 私が就職活動を始めてすぐ、東日本大震災が起きました。福島県の日本大学工学部で学んでいた私は被災し、電気や水といったインフラの大切さを痛感しました。そこで、就職活動でインフラ関連企業を多く訪ねたのですが、当社の合同説明会に参加した時に直接、社長と話をさせていただく機会を得ることができました。「水と電気という、ライフラインの一番大事なところを担っていること」に対する社長の熱い思いを知ることができ、「こんな会社で働きたい」と熱烈に思ったことが一番大きな理由です。

先輩からのMESSAGE 責任
身近な人の安心を支えるインフラを一緒に守ろう!

地域の「インフラを支える」という、やりがいや責任感、使命感のある仕事・会社を誇りに思います。また、当社には社員思いの制度が多く、プライベートや家庭も大事にできます。実際に、自分も子どもの出産準備や子育てに積極的に参加できています。電気関係の仕事なので、お客様の設備が動いていない土・日の出勤や夜勤もたまにはありますが、振り替え休日の取得はもちろん、連続した長期休暇(プラチナ休暇)が取得できる点も魅力です。

先輩の一日
8:00
現場へ移動
9:00
ミーティング、作業

適宜、休憩を取りながら作業を行います。

12:00
昼食
12:40
作業
17:00
作業終了後、一旦会社へ戻ります。
18:00
メール確認、事務作業
19:00
退社
CAREER STEP
22歳 入社。社内研修で社会人マナーや電気工事関係の基礎技術を習得。とあるメーカーへ出向し、3年間、業務を通して特別高圧設備に関する知識や技術を習得。25歳 本社に戻り、制御技術課班長になる。太陽光発電所に関する点検・保守業務の取りまとめ、工程管理をメインに担当。 26歳 主任になる。後輩の指導や管理、人員管理、現場の工程調整など管理業務も担当するように。
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