事業・サービス案内

04 保守点検 保守点検・診断・校正

← 戻る
豊富な経験と独自の技術を基に設備の安心安全を守ります。
普通点検・細密点検・部品交換等最適なご提案を行い電気設備安定運用のお手伝いをしております。電気設備にも寿命があり、定期的なメンテナンスや補修が安全性を高め機能を維持する大きな役割を持っています。当社では、経験豊富なスタッフがメーカーを問わず、あらゆるトラブルに迅速に対応しています。

サービス一覧

自家発電設備点検

いざという時に役立つ発電設備は、定期的な点検・整備が大切

いざと言うとき発電設備が機能を十分発揮する為には定期的な点検・整備が大切です。点検・整備をきちんと実施していなかった為に必要なときに稼動しなかったり、故障で停止したりと言う事が後を絶ちません。この為、関係法令でも維持管理基準を設け、点検の実施や報告を求めています。
1. 定期点検の時期と内容

自家発電設備の機能・性能を維持するために欠かせない定期点検

発電設備の各機器は、設置場所の環境や運転時間、始動回数、経年などによって徐々に劣化し、安全性や機能を失って行きます。
原動機の場合、燃料、潤滑油、冷却水、蓄電池等の状態を十分管理するとともに、付属機器類の性能維持にも十分注意する必要があり、こうした発電設備の保全を行う為に各種点検を実施しています。

《発電機点検》

【点検の時期と内容】

  • 発電設備をいつでも運転できる状態に保つ為、保安規定により日常点検に加え1ヶ月程度の周期で始動運転を行います。
  • 自家用発電設備専門技術者により発電設備全体の機能、性能を維持する為、部品、機材等の点検、手入れ、調整、交換等を実施し、発電設備の機能・性能が維持できることを確認します。
  • 自家用発電設備専門技術者により運転状態、始動時間等の確認を行い運転操作、始動に際して異常の有無などの外観、機能の点検を行います。
閉じる
2. 法令にも定められている非常用発電設備の定期点検

発電設備の機能・性能を維持する為に、電気事業法や消防法、建築基準法等の法令により維持管理に関する基準が定められています。

基準が定められる法令 消防法 電気事業法 建築基準法

【法令で定める点検の基準】

対象物 点検の内容 点検 監督 点検者 期間 報告 基準 電気事業法 すべて 日常巡視 日常点検 定期点検 精密点検 選任された電気主任技術者 関係者 保安規定による 保安規定 建築基準法 特定政府庁が指定するもの 外観点検機能点検等 建築士又は建築設備検査資格者 特定行政庁が定める期間※概ね6ヶ月から1ヶ月に1回 特定行政庁が定める期間※概ね6ヶ月から1ヶ月に1回 消防法 特定防火対象物で延べ床面積が1000㎡以上のもの 防火対象物で消防庁または消防署長が指定するもの 上記以外の防火対象物 作動点検 外観点検 機能点検 総合点検 消防設備点検資格者 関係者 《6ヶ月》・作動点検・外観点検・機能点検及び《1ヶ月》・総合点検 1年に1回※特定防火対象物 3年に1回※防火対象物 点検基準(告示)点検陽亮(通達)
閉じる

受変電設備点検

発電所からご家庭まで電気を運ぶ受変電設備を守ります

受変電設備とは、用途に応じ電圧を変え、送電する設備のことです。当社では、設備機器の不具合を未然に防ぎ、長期間の機器の停止、操業停止とならないよう、設備の点検を行っています。
主な点検設備・試験・機器
  • 架空電線路(支持物、架空線)
  • 地中・架空・屋外・屋内のケーブル・電線路(ちょう架用線、端末処理部、線路部
  • 引込口配線
  • 電線路の危険表示・保護柵
  • 遮断器
  • 断路器・開閉器
  • 計器用変圧器・計器用変流器
  • 避雷器
  • 変圧器
  • 進相器設備(コンデンサ、リアクトル)
  • 母線
  • 接地線
  • 配電盤
  • 保護継電器
  • 建家・構造物
閉じる
各種試験項目
保護継電器特性試験 過電流継電器(OCR)
不足電圧継電器(UVR)
過電圧継電器(OVR)
地絡方向継電器(DGR)
地絡過電流継電器 (OCG,GR)
地絡過電圧継電器 (OVGR)
比率差動継電器 (RDFR)など
絶縁抵抗測定 高圧回路の各部位の絶縁抵抗測定
低圧配電盤の幹線の絶縁抵抗測定
低圧分電盤の各分岐路の絶縁抵抗測定
接地抵抗測定 各種(A、B、C、D種)接地極の接地抵抗の測定
高圧ケーブル
絶縁老化診断
直流漏れ電流試験
絶縁油試験 絶縁耐力値、酸化値の測定
活線温度測定 設備稼動状態における各部位の電流、温度の測定
絶縁耐力試験 高圧機器、ケーブルの絶縁耐力試験
保護連動試験 保護継電器の動作によるシーケンス動作、警報、表示内容の確認
機器操作試験 遮断器、開閉器等の手動、電動による入切操作、状態表示の確認
シーケンス試験 表示、制御動作の確認
閉じる

保護継電器試験

いざという時に重要な保護継電器の安全を点検します

受変電設備の事故は内部で除去し、電力会社への波及事故起こさないようにしなければなりません。その為、各保護装置が誤動作を生じたり事故の拡大に至る前に点検整備を行う必要があります。
用途による分類
短絡および過負荷保護 過電流継電器(OCR、51)等
地絡保護 地絡過電圧継電器(OVGR、64)
地絡過電流継電器(OCG、GR、51G)
地絡方向継電器(DGR、67)等
電圧に関する保護 過電圧継電器(OVR、59)
不足電圧継電器(UVR、27)等
閉じる
保護継電器の点検・試験
  • 1. 全般
    振動・音響、ケースの温度、異臭、錆・変色などについて
  • 2.継電器ケースとカバーの状態確認
  • 3.端子部の締付確認
  • 4.主接点部の腐食状況
  • 5.表示器動作確認
  • 6.整定装置(タップ、レバー、ボリューム等)の緩みなど
  • 7.銘板記載状態確認
  • 8.特性試験(各保護継電器により試験内容が異なります。)
閉じる

ケーブル絶縁診断

専用のケーブル診断装置を使用して劣化の状態を把握します

絶縁劣化等による不慮の絶縁破壊事故を未然に防止するためには、定期的な保守・点検が重要です。長期間使用した老朽ケーブルは、適切な時期に計画的に更新することをお勧めします。当社では、専用のケーブル診断装置を使用して劣化の状態を把握し、今後の方針を推奨しています。

絶縁監視

漏洩電流を24時間監視し、重大事故を未然に防ぐシステム

定期点検(絶縁抵抗測定)でしか知ることのできなかった電力設備の絶縁状況を常時監視するシステムです。 重要負荷の停電障害を未然に防止し、電力保全業務の迅速化、効率化を図ります。

計装設備点検

計装設備の安定運用のための、点検・調整はお任せ下さい

計装設備とは、温度、圧力、流量、水位等の物理量を一般的な工業計器を用いて測定し、電気信号へ変換することにより、各設備のプロセスの状態を監視し、それをもとに各設備を制御することができます。当社では各種計装設備の安定運用のため、点検・調整を行っています。

校正センターで行うサービス

各種校正業務

絶縁抵抗計・接地抵抗計の定期診断を全国から承ります

製品の信頼度をより高める為には、精度の高い計測器を正しく使用する事と、計測器が正常な状態で管理されている事が必要です。 ゆえに、計測器の定期診断が重要となります。当社ではトレーサビリティ体系に基づいて、国家標準にトレースした標準器を用いて絶縁抵抗計・接地抵抗計などの校正を行っています。

絶縁用保護具の耐圧試験について

絶縁用保護具、実は半年に一度の点検が必要です

絶縁用保護具(高圧絶縁ゴム手袋・高圧絶縁ゴム長靴・電気用保護帽)の耐圧試験を実施しています。
事業・サービス案内のindexに戻る
まずはお気軽にお問い合わせください!
086-430-0123
086-430-0124
Asahiの豆知識 旭テクノプラントでは「人材」ではなく「人財」と表現します! 詳しく見る
お問い合わせはこちら