校正センターの仕事について✔️
こんにちは。今回は校正センターより!
校正って結局何しているの?
よく分からない。もっと詳しく知りたい!
私も校正の仕事に携わりたい!
そんな疑問・要望に今回はお応えします✨
まず、校正とは?
以前にも校正の業務内容について、お伝えしたことがあると思いますので復習しましょう。校正について復習する>>>
簡単に言えば「計測器の健康診断」でしたね。
いきなりですが、質問です!
皆さんはトルクレンチという計測器を知っていますか?
トルクレンチは、ねじやボルトを設定した力で締め付けることができる計測器です。弊社の現場でも、ボルトを締め付ける為に大活躍しています💪
皆さんに身近なところで言えばトラックやバス、その他の車両のタイヤを留めているボルトの締付に使用されています。
ここで、トルクレンチが壊れていて、設定した力より弱い力でしか締め付けられなくなっていた場合を想像してみてください・・・
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例えば100の力でボルトを締め付けたいと思い、トルクレンチの力を100に設定したが、実際は60の力でしか締め付けられなくなっているような場合です。さらに使用者がそのことに気が付いていない状態でタイヤのボルトを締め付けたらどうなるでしょうか?
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しっかりと締め付けが出来ないため、「映画 空飛ぶタイヤ」のように走っている途中にタイヤが外れてしまい、大事故につながるかもしれないですね。最悪の場合には人命を奪ってしまう可能性だってあります。
私たちが行っている校正という仕事は、「計測器の健康診断 = 計測器の今の状態を確認する事」です👀
しかし計測器を用いて製品やサービスを提供しているという事を考えると、校正という仕事は計測器の状態を確認するだけにとどまりません。
弊社の経営理念にもあるように「社会環境インフラの裏方として」、安心・安全な社会を作るためのとても重要な仕事に変わります。
このようにとても難しそうで重要な仕事をしている校正センターですが、実は必要な公的な資格は特にありません。だからと言って、誰でも校正ができるわけではありません。社内的には必要な資格があるため、メーカー主催の講習を受講したり、社内講習を実施し、一定レベル以上の知識や技術を持った社員に作業していただいています。
理系の人、文系の人、障がいがある人、ない人も色々な人が協力して仕事をしています😁
皆さんも計測器をお持ちであれば、どのような状態か確認するためにも一度校正に出してみませんか?
旭テクノ校正センターにご依頼の場合には、こちらのURLからお問い合わせくださいね!↓↓↓
https://www.kousei-center.com/