事業・サービス案内

04 保守管理

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安心の技術と豊富な経験を元に 保安管理業務全般のサービスをご提供いたします。
旭テクノプラントは、電気設備の施工及び試験・調整、メンテナンス等の豊富な経験と実績から自家用電気工作物の保安管理業務のサービスを提供します。お客様の「保安規定」に基づいて定期的に点検業務を行い、結果を記録してお客様へご報告します。

サービス一覧

ご存知ですか?電気事業法施行規則の改正について

電気事業法施行規則の改正(平成16年1月1日付施行)により「法人が電気設備の保安業務を受託できる要件」が規定されました。当社では、電気設備の工事及び試験・調整の実績と経験から得た電気設備の技術を基盤として、お客様にご安心頂ける電気の保安管理業務の受託、遂行を行っております。

自家用電気工作物の保安管理業務

  • point1
    実務経験豊富な電気主任技術者が担当します。
  • point2
    停電等の電気事故に迅速に対応します。
  • point3
    省エネ、経費削減のためお客様の電気設備に対してご提案と助言をいたし ます。

    当社には、電気主任技術者、電気工事施工管理技士(1及び2級)、電気工事士(1及び2種)、土木・建築施行管理技士(1及び2級)、消防設備士、エネルギー管理士、計装士等、多様な国家試験を取得した技術者が在籍しており、お客様の電気設備に対する改善及び改修等の提案、助言等のサービスを提供しています。

  • point4
    絶縁監視装置と情報提供システムによる電気管理業務の効率化を提供します。

    絶縁監視について

  • point5
    設備の点検、計測の各種の計器類及び試験装置を整備しています。
  • point6
    お客さまへの損害賠償について誠意をもって対応します。

    保安管理業務に当たっては、誠実かつ無事故、無災害を信念として遂行いたしますが、万一当社側の過失により、お客様に損害を与えた場合に備え、「損害賠償責任保険」に加入して損害の保障を行います。

保安管理業務の内容

お客様の「保安規定」に基づいて定期的に行う点検業務は、次の通りであり、その点検内容は、契約書に添付する「点検業務の細目書」に定め、実施に当たっては安全かつ誠実に実施し、その結果は記録してお客様へご報告します。

配電柱と電力設備の例
配電柱と電力設備の例
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月次点検

毎月1回以上(設備内容によっては、隔月1回以上)巡回して外部点検を実施します。

年次点検

毎年1回定期点検を行い、絶縁抵抗測定、接地抵抗測定及び保護継電器の動作試験、調整を実施します。

  • ※高圧ケーブルの絶縁抵抗測定にて要注意と判断された場合、当社ではケーブル絶縁劣化診断を推奨し、実施しております。

臨時点検

毎月1回以上(設備内容によっては、隔月1回以上)巡回して外部台風等自然災害及び電気工作物の事故の場合、点検及び応急処置、原因の調査、再発防止の指導及び助言を行い、必要に応じ精密検査を実施します。

自家発電設備点検

自家用電気工作物の設置または変更の工事について、設計の審査、工事中の点検及び竣工検査を実施し必要な指導、助言を行います。

自家用電気工作物の工事についての対応

自家用電気工作物の設置または変更の工事について、設計の審査、工事中の点検及び竣工検査を実施し必要な指導、助言を行います。

官庁検査、官庁申請等の手続き

法令に定める官庁検査の立ち会い、官庁申請及び届出等手続きの指導、助言を行い、また電力会社への連絡及び協議の代行業務を行います。

関連サービス

絶縁監視について

漏洩電流を24時間監視する装置による効率化をご提案

絶縁監視装置(NTT Dopa網を利用)による24時間の漏電検出及び異常発生の際、保安担当者並びに関係者に対して自動通報される情報提供のシステムを有しており、お客様との協議により設置致します。

絶縁監視装置
絶縁監視装置

配線・機器の劣化などによって漏電が発生すると、感電事故・火災事故などの重大事故にいたるおそれがあります。そのため、漏電が大きくなる前に漏電箇所を早期に発見する必要があります。

絶縁監視装置は、お客さまの受変電設備の漏洩電流を24時間常時監視し、絶縁レベルの低下を早期に発見し、状況に応じて点検を行い、事故の未然防止に努めています。

《絶縁監視装置 設置事例》

【漏洩電流測定方式】

  • 10方式(制度50mA±10%)
    絶縁劣化により受電設備の低圧側の接地線を介して電路と大地間に流れる漏れ電流(I0)の変化を的確に検知するもので、取付方法は、電流センサー(分割形ZCT)を当該接地線に取り付けるだけです。検出精度は50mA±10%)
  • 演算式lgr方式(制度50mA±10%)
    漏電電流(I0)と基準電圧(VL)を取り込み、I0、VL、位相差を用いた演算により、抵抗分電流(Igr)を計測します。充電電流を除去した真の漏電電流を監視できます。
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高圧ケーブル絶縁劣化診断について

専用のケーブル診断装置を使用して劣化の状態を診断します

高圧CV/CVTケーブルの劣化は、ケーブルの使用される環境により劣化状況が異なりますが、絶縁破壊事故を未然に防止する上で、ケーブルの保守・点検を行いケーブルの劣化状況を把握することをお勧めします。
● 日常点検
他の高圧機器と同様に目視チェックを主体とした点検を行い、異常の無い事を確認します。
● 定期点検

受変電設備の定期点検にあわせて以下に示す項目を確認します。

  1. シース絶縁抵抗測定
  2. 遮へい層抵抗測定
  3. 絶縁抵抗測定
● 精密点検(診断)
定期点検等で要注意と判断された場合などは精密診断により最終判断を行います。水トリーに代表される高圧ケーブルの絶縁劣化診断には多種の方法がありますが、当社では直流漏れ電流試験を実施しています。
直流漏れ電流試験について

絶縁体に直流電圧を印加するとこれに流れる全電流値は時間と共に減少し、やがて一定になります。この全電流は電圧を印加した瞬間に絶縁体の静電容量を充電する為に流れる変位電流、吸収電流と称して緩慢に減衰しながら流れる電流、そして時間と関係なくほぼ一定と考えられる漏れ電流とに分けられます。電圧印加直後は吸収電流が大半を占め、ある時間が過ぎると漏れ電流が大半を占めます。この内変位電流は短時間に減衰するため絶縁測定の要素には用いません。
直流漏れ電流試験による絶縁診断上の評価は以下のように行います。

【診断の手順】

診断の手順

【直流漏れ電流試験判定基準】

判断項目 判断値算出方法
漏れ電流(μA) 各相の最大印加電圧時の最終電流値
弱点比 第1ステップ電圧の絶縁抵抗
第2ステップ電圧の絶縁抵抗
成極比 電圧印加後 1分の漏れ電流値
電圧印加所定時間後の漏れ電流値
キック現象 漏れ電流-時間特性グラムのキック現象
相間不平均律(%) 各相の漏れ電流の最大値-最小値
各相の漏れ電流の平均値

【直流漏れ電流測定試験の回路例】

直流漏れ電流測定試験の回路例

【直流漏れ電流の時間特性の例】

直流漏れ電流の時間特性の例
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