当社は、2014年から新規事業としての農業に取り組んでいます。私は、その立ち上げから関わり、アグリ事業部の全体統括と販売部門の責任者をしています。
アグリ事業部は、レタスやセロリなどのリーフ野菜を栽培する「植物工場」の運営を手がけています。植物工場は、倉敷市役所に近い中心市街地のビルの中に、広さ150平方メートルの栽培空間×4フロアで展開しています。完全室内の清潔な工場で安心・安全にこだわり、水と肥料とLED光だけで栽培期間無農薬で育成し、「倉敷小町」のブランド名で出荷します。中でも、「倉敷れたす」は、面倒な水洗い不要で苦みが少なく、シャキシャキとした歯ごたえが抜群と、量販店や飲食店・食品工場からご好評いただいています。工場出荷だから品質も生産量も安定しており、常時安定供給できます。
今後は、レタス以外の商品の試験栽培・商品化を目指すと共に、農業6次化のトレンドを捉えたレストラン事業なども展開していきます。